2005/06/12 up




2005.06.04 Sat. at Kamikaze House (Shinagawa)
■ Set List ■
虹色のアーチ
抵抗
rainy day
real
R -instrumental-
真夜中のドア 〜Stay with me〜

(Guest : SAYAKA)
カード

Dancing Queen

 ....晴れましたね。晴れましたね加瀬さん!
 ステージの間以外は!(爆雨)

 そんな感じのひさびさライブレポです。ってかレポ以外でも更新ご無沙汰〜/しゃきっとせぇよ自分〜/「びやおくんはいつ『てぽ部屋』に登場するの?」あいたた〜 って感じのPeepでございます(酔)。....ごめんなさい(汗)。

 加瀬さん 『Sister Leesa』 以来の Solo Live。しかも Singer です。今回初めてのフルタイム出演ということで、
のこのこと 馳せ参じました。「良かったらサウンドチェックから来る?」 とのヤサシイお言葉をいただき、いざ Kamikaze House へ。
 途中のエステに惹かれつつ (意味知りたい方は是非 Kamikaze House へどうぞ/爆)、何とか到着。 ガチャリ。「....お邪魔しま「それじゃ本番よろしく〜」 って リハ終わりじゃん!(核爆) ....だって!品川駅が!!(泣)
←また迷った ....いいんだ....御大の歌声は本番までのお楽しみだ....(悲)。
 気を取り直し(早)、今日の Guest Vocalist で、現在加瀬さんがプロデュースされているシンガー/SAYAKAさんはじめ、主催者であり、ソロ時代に加瀬さんプロデュースによる作品をリリースしてらっしゃる、現 Optimist Market の石田健さんたちに紹介していただく。「あ、どうも、すみません、ハイ、すみません(ΦωΦ;)」 なぜ謝り続ける自分(汗)。かなり硬直気味/加瀬さん以外全員初対面というキッツイ状況(トホホ)。しかし今回はその中にSAYAKAさんというダイナマイトな(何だそりゃ)キャラが居てくださり、加えて店長・大島さんのハイテンションぶりにも救われ(爆)、割と早く入り込めたほうではないかと(笑)。

 そして本日のイベント、"Too Much Drink vol.2" 開演。....と、何やら外が暗く....気付けば豪雨。カミナリのおまけつき。確かに予報は雨だったけれども、朝なんてまったく降る様子なかったのに....これってお約束?(爆)
 出番を待つ間、イヤホンを耳に、集中モードに入っているSAYAKAさん。やっぱり本番前というのは、こういう少しピリピリした雰囲気は不可欠で、そう 集中して自分の世界にね、だから   ....「一休さん」歌ってる場合じゃないでしょう加瀬さん!(泣) ガットギターを手に、とんでもなくハイな "本日の主役"。とてもライブ前とは....いや、ライブ前だからか....(爆)。
 何もアニメばっかじゃないですけどね(ニヤリ)。「Call your name」 も弾いていただいたりなんかして。うわ〜おいしーなぁ〜(笑)。なんせワタクシ、『Sister Leesa』 絡みのライブって1本も見てないもんで(すんません/汗)。「Sarah」 に至っては、本人より歌詞覚えてる自分がかわいい(勝)。....あっ ライブ前でしたね、すんません(汗)。



 さて。お待たせしました。ライブレポです(ここまでは何だ!?/笑)。
 Kamikaze House は 「ライブハウス」 ではなく、「音楽を楽しめるBAR」 というお店。当然みなさんグラス片手にリラックス、という雰囲気。抑えめの照明の中、石田さんの紹介によりガットギターを手にした加瀬さんがゆっくりと登場。 「みんな、楽しく飲んでますか?」。....思えば、加瀬さんがMCすること自体がめずらしいんだな....。"本来、歌手ではありません。しかし味をしめてフル・ステージ演ります"という自己紹介が終り、Singer 加瀬竜哉のステージ ....開演です!



 最初の曲は 「虹色のアーチ」。....今まで、ずっと "歌う" ことを避けてらしたこと、....もったいないです。いろんな感情を、楽器を演奏することで十二分に表現できる人。それに "言葉" という楽器を与えたら....。 今夜、この場に居られることが嬉しい。それに加瀬さんの作るメロディって、聴いてるとすっと入ってくるのに、いざ歌おうとするとむずかしい....実は複雑なメロディだったりします。この曲もそうだと思うんですが、"作者本人だから歌える" なんて簡単にいくことじゃなく....しかもあとで聞けば 「モニター切って貰ってた」 とのこと(爆)。とんでもない "新人"(笑)。
 短いMCをはさみ、先日の "シンガー・デビュー"時に歌われた 「抵抗」、そして 「rainy day」。....こうして聴くと、加瀬さんの歌が ── その言葉も、メロディさえも女性的であることを改めて感じます。それに、そのファルセット!特に 「抵抗」 のサビは、ほぼ全部がそう。かなりの高さがあるのに、とても自然....ということは、いかに安定してるかという証明。
 そして、続いては ── 今夜、いちばんいい "歌" だったと思います。「real」。弾き語りの良さを、ぐっと凝縮して聴かされた感じ。ギターまで "歌って" た....。

 「予定に無かったんですが....インストゥルメンタルを1曲」 ── 「R」。どうしても今回、"歌"中心の書き方になってしまいますが、やはり加瀬さんはギタリスト。と、断定もできないがそうお呼びしてかまわないんじゃないかという気がしなくも  ....いつもこういうときの表現に困るんだ(泣)。何が言いたいかというと、ギターのアレンジ。どれをとっても、そのセンス....ギター1本 + ヴォーカル のためのアレンジ。こういうところを徹底的にやるのがとても加瀬さんらしい。しかもそれをガットギターでプレイする。音を拾うのは1本のマイクだけ....何のギミックもありません。それでここまで聴かせてくれる....。
 そして今夜の曲の中で私がいちばん好きなギターを選べと言われたら....次の曲です。/「真夜中のドア 〜Stay with me〜」。Jazz Singer・松原みきさんの曲。「この曲が好きだったからこそ女性的な曲を書くようになった、と言っても良い」 。"昨年亡くなられた彼女に捧げます" ── ボサノヴァ調にアレンジされた曲に、追悼と....そして感謝を込めた歌声が重なって....。この曲がなかったら、今 ここに加瀬さんは居なかったかも ....ですよね。同様の想いは、聴き手以上にご本人が強く抱いてらしたんじゃないでしょうか。最後に胸に切られた十字が印象に残ります....。

 そしてここからは "ギタリスト・加瀬竜哉"です。「あ〜、肩の荷おりたぞ」。 ....って、そりゃないっしょ(笑)。そして Guest Vocalist・SAYAKAさん登場。
 「加瀬さんに負けず劣らず暗い曲ですが....盛り上がっていきまっしょうっ!!」 ....すんません....思わず吹き出してしまいましてん....すんごい意表を突かれて(笑)....その、歌とMCのギャップに。すんません(汗)。加瀬さんでさえ苦笑してるし(笑)。←ライブ後、「あれもありだな〜」とまだ笑っておられましたな。(^ェ^;)  SAYAKAさん Vocal での1曲目は「カード」。....客席から出たため息がすべてを物語ってたと思います。低く流れるメロディを歌い上げる、透明感のある声。
 「ロックンロール!」というMCをはさみ(^ェ^;)、続いての曲は「雨」
 ....良い歌には景色が見える、というのが私の持論。SAYAKAさんの声に合わせて、確かに雨は降りました。土砂降りじゃなくて、音のない雨。....今夜 外は雨、加瀬さんの歌の中にも雨、そしてこの曲も。 ....雨男も、たまには悪くないですよ。


1回目MCです

2回目MCです

フィニッシュです
 「それでは本当に最後の曲です。最後くらいは、明るい曲を....」
 「踊ってね!(爆)」
 そして始まったのは今夜2曲目のカバー・ABBAの「Dancing Queen」!ギター1本であることを忘れさせるアレンジに、ここまで静かだった会場がいきなり盛り上がる(笑)。SAYAKAさんの声も、今までの語りかけるような歌から一転、弾けるように伸びる。....いろんな面をお持ちの方だな〜(笑)。椅子に座ってるのがもどかしいように、声と共に腕を伸ばして盛り上げます。本当は立ち上がって踊りたかったんじゃないでしょうか?
だしょ?
 ....白状します。実は今回レポを書くかどうかは未定だったのです。加瀬さんには「あー そのー "出来"次第で」(ひ、ひどっ!)
←サイテーだコイツ などと暴言を吐いてしまいましたが(汗)、そのー、言い逃れてただけで(爆)、いちばん大事なのは 「書きたくなるかどうか」....だったのです。今、このレポがあることがすべての答えです。....本当に "いい歌" でした....。(^-^)
 大きな拍手の中、Singer 加瀬竜哉の初ステージ終演──。


 みなさん、本当にありがとうございました。何年も前からお名前は知っていたけれど、今回やっとお会いできた石田さん(ひとつだけ....わがY県は四国ではありません/爆笑)。SAYAKAさん(今度は吉●家行きましょうね(^ェ^))、店長・大島さん、マーチンさん、フミトさん、平田さんはじめ出演者の方々。....そしてお名前伺ってなかったファンの方々(ごめんなさい..../汗)。またお会いできることを楽しみにしています。

 最後に。 Singer 加瀬竜哉・次回ライブ最大の課題をご本人の言葉で。
「....ステージドリンクって、いつ飲めばいいんだ?」

....................................................(^_^;)


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