この人の作品、詩集はほとんど持ってる。最近エッセイばっかりでさびしいなぁ。所持冊数でいえばここであげてる作家の中ではダントツトップ。他に、「Balance」基にしたCDまで買っちゃったもんなぁ(あんまり....だったけど/爆)。
 それぞれのお気に入りを一節 upしてみた(^^)
2002/05/03
 とにかくあてもなくてもこのドアをあけようよ (幻冬舎文庫) 2003/12/31
 どうしようもない気持ちにつきうごかされて
 苦しく笑う
 僅かな動きを気づかれなかったことをいのる
 今でもまだ忘れてないことを
 気づかれなかったことを

 キオクやキボウがなければ
 今より自由だろうか
 ケアンズ旅行記  (角川文庫) ※旅行記....といえば旅行記(笑)
 いつも今はなにかの途中だ。
 なにもかも忘れて、今を生きるなんてこと、ほんの一瞬でも、できるのかな。
 夕方らせん  (新潮社) ※物語集 
 「それから心を変えて、ずっとここまで来たのさ。そしてそのことを君に話した時に、君が泣いた」
 困った時は、遠くを見よう。近くばかり見ていると、迷うことがあるから。
 バイバイ またね  (角川文庫)
 歌にはかなわないね/こんなふうに/まるごと包むから
 誓いの言葉のような/星のようなあかりをみたから/もうすぐ君に/会える気がする
 そしてまた 波音  (角川文庫)
 誰にも何にも知らせないで/通りすぎるのを待つから/じっとこうしていれば/いつかきっと/大丈夫になるから/私のことをかわいそうと/人にも 私にも/言わないで/私はただ うけとめて/ただ じっとしてるから/やむにやまれぬせっぱつまった/はげしい思いでみつめているだけだから/このままにさせていて
 恋が彼らを連れ去った  (幻冬舎文庫)
 人前で言ったのは悪かった/君を傷つけたのは悪かった/君をあんなふうな目で見たのは悪かった/だが/君を憎んだ/僕の気持ちがわかるか
 葉っぱ  (幻冬舎文庫)
 叱られて帰り道/心が小さく元気なく/叱られて気が沈むのは/その人が大切だから
 ほめられて/うれしかった/ほめた人が/あの人だったからよけい
 ONLY PLACE WE CAN CRY (角川書店)
 ひとつのこらず君を/悲しませないものを/君の世界のすべてに すればいい
 散リユク夕ベ (角川文庫)
 必要とされなかったことで/うけた傷は/他の誰かに必要とされることでしか/いやせないのではないだろうか
 好きなままで長く (角川文庫)
 悲しくて泣く時くらい/夢を見てもいいだろ
 君はおりこう みんな知らないけど (角川文庫)
 やろうとしていることが正しいのだと/思わなければ/百もの迷いもわいてくる/やろうとしていることが正しいのだと/思う心が/百もの山を越えさせる/やろうとしていることが/正しいかどうかは/誰に聞けば/わかるんだろう
 小さな手紙 (角川文庫)
 悲しみなさい/あとでむかえにくるから/行きなさい/あとで抱きしめてあげるから/まちがったとしても/あとで すべてを聞いてあげるから
 春の野原 満天の星の下 (角川文庫)
 おずおずと心細げで/今にも後ずさりして/逃げていってしまいそうな/目をした/今 した
 宵待歩行 (角川文庫)
 歌をうたうの/悲しい時は私/歌をうたえば/涙が止まることがあるから
 Balance (角川文庫)
 うれしい時に、泣いて、/悲しい時に、笑うような人でした。
 ロマンス (角川文庫)
 私たちが会う時は/きっと会うと思っていなかった時で/私たちが会う場所は/きっと会うと思っていなかった場所でしょう
 このワガママな僕たちを (角川文庫)
 君はボクのいいところを/ボクにいつもいつも言い続けてくれなくては/いつもいつも言い続けてくれなくては
 君のそばで会おう (角川文庫)
 思いやりか/またはずるさで/何も言わずにやりすごそうとしていた
 あの空は夏の中 (角川文庫)
 何かがとても清らかで/死んでもいいと思った/ほしいものがみんな/手にはいるなんて/ありえない
 Go Go Heavenの勇気 (角川文庫)
 一瞬のうちに、すべてが不可能になるのなら、/一瞬のうちに、すべてが可能にもなるだろう
 LESSON (角川文庫)
 あなたに出会えてよかったと/言おうと思って走ってた/でも/あなたに会ったらそんなこと/もうどうでもよくなって/あなたの顔ばかり見て笑う/あなたの顔ばかり見て笑う
 これもすべて同じ一日 (角川文庫)
 大事なことは足跡でなく/むしろ足そのもの
 つれづれノート  (角川文庫) ※(写真集)
 ナルシス ナルくん  (角川文庫) ※(絵本)
 波間のこぶた  (角川文庫) ※(絵本)
 かわいいものの本  (角川文庫) ※(写真集)
 POST CARD −木と植物−  (角川文庫) ※(写真集)
 POST CARD  (角川文庫) ※(写真集)
 月夜にひろった氷 (河出書房新社)
 神様なんてへんてこなヤツだよ/君は/神様よりも“絶対”だ/そう思うぜ
 微笑みながら消えていく (角川書店)
 ひさしぶりに君の声を聞いた/笑えるとわかってよかったよ