嵐が丘 - Wuthering Heights - (角川文庫)
 大体のストーリーは知ってたけど、ちゃんと読んだことなかったから、も、以前からず〜〜っと読もうと思ってて2回くらい読み始めては途中で挫折。やっと読んだぁ!!(満足)ただ勝手に想像してたものとはかなりストーリーが違ったけど。KATE BUSHの「Wuthering Heights」に現れるキャシーはとてもとても孤独。でも原作の感想としては、ヒースクリフのほうがはるかに孤独。が、同情する反面、このふたりの愛情と反目のとばっちりを受けた人たちはどうなるのさ?と、またひねくれた読み方をしてしまうワケだ。自分が胸を張れるわけじゃないけど。フィクションはフィクションとして、世の中、取り返しのつかないことがヤマほどある。壊れたブレーキって修理可能なんだろうか。リセットしかないのか。多少ダウナー気味。