くわえ煙草で死にたい (双葉社) 2003/12/31
収録作品:午前四時の苦い酒/こわれた哺乳壜 他 全6編
 私立探偵・西連寺剛シリーズ。....の、第一作(爆)。相変わらずシリーズものを順番どおりに読まないワタシ(-ェ-;)
 名探偵もどき (文春文庫) 2003/12/31
収録作品:ヴェルヴェットもどき/マーロウもどき/メグレもどき 他 全8編
 いぃ〜ぃ感じです(笑)。とぼけた主人公と、実は超キレモノの奥さんのコンビ。そんなキレモノの奥さんに対して、最後の『メグレもどき』では-だいたい男と女とでは、家庭に対する考えかた、仕事に対する考えかた、自由に対する考えかた、愛に対する考えかた、みんな少しずつ差があるものです- と諭すナゾの自称作家が出てくる。このくだりが暖かくて、なおかつ説教っぽくなくて、とても好き(^ェ^)。
 犯罪見本市 (集英社文庫) 2003/12/31
収録作品:第一会場 影が大きい/第二会場 札束がそこにあるから 他 全4会場(笑)
 第四会場 『森の石松』 が特におもしろかった。最近史実に関する謎解きに興味を持ちつつある....(^ェ^;)
 怪奇小説という題名の怪奇小説 (集英社文庫) 2003/12/31
 こういうタイプの都筑作品は初めて読みました....。
 ダウンタウンの通り雨 (角川文庫) 2003/12/31
収録作品:ダウンタウンの通り雨/油揚坂上午前二時/首くくりの木 全3編
 私立探偵・西連寺剛シリーズ。『首くくりの木』は特に、最後まで気が抜けない〜。
 七十五羽の烏 (角川文庫) 2003/11/20
 物部太郎シリーズの第一作....あぁぁっ!第三作を先に読んでしまうなんて!(後悔) にしても、フクザツな物語です。解決したからと言って「よぉし!」という気分にならない。で、いちばんそういう気分になってないのが当の主人公....。第二作探さねば〜(涙)。
 狼は月に吠えるか (文春文庫) 2003/11/20
収録作品:人魚の燭台/スープが冷める/殺人ゲーム/事後従犯 他 全10編
 『スープが冷める』 のように皮肉っぽいお話もあれば、や〜なオンナだな〜/『殺人ゲーム』、いいお父さんだ(涙)/『事後従犯』 ....と、「怪談」類に括られてるのはちゃうやんと思う短編集。
 悪魔はあくまで悪魔である (角川文庫) 2003/09/08
収録作品:悪魔はあくまで悪魔である/気になる記憶/業火/雷雨 他 全19編
 ずっと探していた一冊です(涙)。絶版になってないなら取り寄せればよさそうなものですが、しないんだなコレが(おい)。能動的なことをしてないのに、書店の棚に見つけたときの「うっひゃあ♪」が好きなもんで。ほほほ。何はともあれ、あくまで悪魔なのです。そのムカシ、タイトルを見た時点で惚れたのです。表題作以外でも、不幸な結末なんだけども....笑っちゃいけないんだけども笑ってしまう/『気になる記憶』、男性版八百屋お七/『業火』 などなど。あぁ、また古本屋めぐりしなくてはっ。
 キリオン・スレイの敗北と逆襲 (角川文庫) 2003/09/08
 長編です。以後、キリオン・スレイシリーズは出ていないと思うのですが....(間違ってたらスンマセン/大汗)。話の本筋ではない部分を切ないと感じました。....重いです。
 キリオン・スレイの復活と死 (角川文庫) 2003/09/08
収録作品:八階の次は一階/なるほど犯人はおれだ/キリオン・スレイの死 他 全7編
 主人公、死んではいません。ってか続編出てますし(笑)。
 秘密箱からくり箱 (光文社文庫) 2003/09/08
収録作品:秘密箱/無人の境/朱いろの闇 他 全7編
 『秘密箱』 ....切ないっす。失くしてわかる重さって、きっと時間がたつほどに重くなる。
 阿蘭陀すてれん (角川文庫) 2003/09/08
収録作品:燭台/神になった男/私と私と私たち/故郷の廃屋 他 全29編
 ほんとーに短い短編集29連発です。でも、どの話もチリリと痛みが走ります。
 蓋のとれたビックリ箱 (集英社文庫) 2003/09/08
収録作品:あかにし屋/おかしな来訪者/この半年 他 全15編
 7部に分かれた『この半年』の中の一編/『宵山』 ....何だか、好きです。父想いの「わたし」も感じ良い(笑)し、カタブツのお父さんも良い。勘違いがもとでお話は進みますが、おそらく結末 ....の後、勘違いがそうと分かった時もこの二人は笑ってるんだろうなと、ほのぼの。
 朱漆の壁に血がしたたる (角川文庫) 2003/07/25
 ....一大事なのです(爆)。近所の古本屋さんに、都筑作品がずらぁりと並んでいるのです(汗)。....誰か、コレクターが売ったに違いない。もち、買いました。手始めに10冊ほど(爆)。シカシ、早く買い占め(笑)に行かないと、売れてしまうかもっ やばっ(^ェ^;) んで肝心の作品ですが、物部太郎シリーズの第三作です。.........うっ 第一作・第二作あったかな....(汗)。
 西洋骨牌探偵術 (光文社文庫) 2003/05/02
収録作品:腎臓プール/空前絶後、意外な結末 他 全7編
 タロウ・カード(西洋骨牌)占いであなたのお悩み解決します─と言いたいトコだが単なるにわか占い師、客を適当にあしらうだけじゃ済まず、結局自分の足で探偵まがいの調査・解決を請け負ってしまう鍬形修二を主人公にした5編+他2編の短編集。もぅ「タロウ・カード」って呼称だけでオシャレ。ワタシも今後使うことにします(笑)。
 黒い招き猫 (角川文庫) 2003/05/02
収録作品:黒い招き猫/宙づりの女/心霊現象/死者の宴 他 全22編
 全編とおして、落語的雰囲気が満タン。 ちょっと皮肉でちょっと笑えるけど、ちょっと悲しい。『心霊現象』なんて、超短編でありながら、なんだこの重みは!?
 退職刑事4 (創元推理文庫)
収録作品:あらなんともな/転居先不明/線香花火 他 全8編
 1〜3とは少し趣向の違う作品ばかりです。特に好きなのは『あらなんともな』。「おとうさん」の友人、小説家の椿先生の旧友が、書きかけの推理小説を遺して亡くなる。友のために何とかその小説を完成させたい椿先生は「退職さん=おとうさん」と「現職さん=五郎」に"未完の推理小説の推理"を依頼する ─ ここまででも、えぇ話やー(涙)。
 退職刑事3 (創元推理文庫)
収録作品:仮面の死体/人形の死体/料金不足の死体 他 全7編
 今更なんですが、このシリーズは現職刑事の"私"=「五郎」が手がける難事件を、退職した刑事である「おとうさん」が 現場を見ることもなく解き明かしてしまうアームチェア・ディテクティブ -安楽椅子探偵モノ- です。ただでさえマンネリの落とし穴がハチの巣のようにあいている「●●探偵シリーズ」、ましてや更にいろいろな面で限定されてしまう「安楽椅子」なのに....このおもしろさってなんなんでしょ!? 胃が痛くなる程おもしろい(爆)。
 退職刑事2 (創元推理文庫)
収録作品:銀の爪きり鋏/四十分間の女/扉のない密室 他 全7編
 ....結局、買いに行ったさ。全4巻(笑)。『人間の心ってのは、窓もドアもない密室だよ。奥底までは、誰も入っていけないんだ』 ....かっこえー(TェT) かっこよすぎるぞ、「退職さん」!
 退職刑事1 (創元推理文庫)
収録作品:ジャケット背広スーツ/昨日の敵/理想的犯人像 他 全7編
 うわー 失敗したー 4巻まで買っとけば良かったー!!(爆) 創元推理文庫って、その辺の本屋(爆)になかなかおいてないんだものー(涙) 先日、某本屋(ちょっと大きめ)でコレ4巻まで見つけて、まだ読んだことないシリーズだったし、とりあえず1巻を、と。   うあー アホやー!(号泣) ってなくらい、気分爽快な一冊ですの。 ....うあー! 
おさまりそうにない
 骸骨 (徳間文庫)
収録作品:にじんだ顔/骸骨 他 全12編
 初読都筑作品。圧倒されました。でも都筑作品って意外と書店においてないんだ〜。なぜ〜?
 目撃者は月 (光文社文庫)
収録作品:夢買い/幽霊でしょうか? 他 全11編
 袋小路 (徳間文庫)
収録作品:うらみの滝/動物ビスケット 他 全12編
 なめくじ長屋捕物さわぎシリーズ (光文社時代小説文庫)
 現在、ちみどろ砂絵/くらやみ砂絵/あやかし砂絵/さかしま砂絵/ときめき砂絵/おもしろ砂絵/きまぐれ砂絵/からくり砂絵 以上8冊。あと何冊?そろえるよ〜っ。